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極スマクソメガネやまねこ雑記

カラオケ、DAMとも、WUG、空目、その他諸々Twitterでは長くて書けないことをあーだこーだ

カラオケのキー設定についての考察

今回はカラオケのキー設定について色々書いてみようと思う。


唐突だが、よほど若い人でもなければ、通信カラオケが流通する前にカセット、レーザーディスク等のメディアを再生するカラオケのシステムを見たことがあるだろう。

また、今ではInstrumental等と表記されている、以前は「曲名(カラオケ)」とシングルCDに表記されていた所謂カラオケ音源が原曲と全く同じ伴奏であり、且つ当たり前だがキーが変えられないことは分かっていると思う。

基本的にはカラオケはこの完璧な伴奏で歌えることが大多数の人が一番気持ちいいものだと個人的には思っている。
自分が原曲キーで無理なく歌える曲で、カラオケで選曲するとき、通常のカラオケ音源Verと、CDに入っているInstrumentalと同じまま音Verから選んでと言われたら、普通は後者の方を選ぶだろう。


上記を踏まえた上で、ここから今一番普及している、皆さんが今お店で利用している通信カラオケの話。


カラオケは好きな曲を好きなように歌える素晴らしいものだが、一番の利点はキーが好きなように変えられることだと思っている。
※カラオケ屋に限定すれば家や公共の場では思いっきり声を出して歌えないのを個室で大きな声で好きなだけ歌えることが一番の利点だが

キーを変えることによって、曲は好きなのに物理的に音が高いもしくは低くて歌えないということをなくして、誰でも好きなようにその曲を歌うことが出来る。

生演奏でこれをやろうとすると物凄く大変で、キーを3つも5つも下げたり上げたりなんてのは楽器を演奏する側は普通に出来ることではない(管弦楽器は特に)。それが簡単に出来てしまうのがカラオケ。


そいうわけでこのキー変更はある意味夢のような機能なわけだが、勿論いいことばかりではない。基本的に元々カラオケ音源の伴奏は原曲の音源をそのまま使用しているような場合を除いてオリジナルの楽曲より劣るものが多く、原曲と同じキーでも再現度が落ちるが、キーを変えていけばいくほど原曲のイメージから遠のいていく。
※カラオケでも原曲ままの音源の場合はキー変更は不可になっている


しかしカラオケの楽しみ方は人それぞれなので、何に重きを置いているかによってこのキーの違いに関しては全く気にしない人と、物凄く気にする人が出てくるようだ。


というわけで、この前気になってTwitterのアンケート機能を使い、カラオケで自分の好きな曲を誰かが歌うのを聞くときのキー設定に関するアンケートを取ってみたところ、145人が投票してくれた。その結果がこれ。


①基本的に原曲キーじゃないと嫌
23%(33.35人)

②異性曲を歌うなら原曲キーじゃなくても構わない
12%(17.40人)

③原曲キーじゃなくても気にしない
65%(94.25人)


ここから言えることは、少なくとも半数以上の人はキーが変わっていても気にしないということと、原曲キーでないと嫌という人が一定数いるということ。

細かい状況によっても色々変わるだろうけれど、これがある程度の統計として有効であるような気はしている。

つまり自分の歌を聞く人が原キーじゃないと気にするかも知れないという部分については、半数以上は気にしていないから、自分が抵抗ないならどんどんキー変えて歌ってもいいのかも知れないということ。ご参考までに。



ちなみに自分は以前原キー至上主義で、10年近く前まではアーティスト縛りのカラオケオフを企画したり参加した時や見知った仲間とカラオケに行った時に、誰かがカラオケの標準キーで曲を入れたら自分が勝手にリモコンで原キーに設定してしまうようなことを平気でやっていた。特にアーティスト縛りのカラオケオフでは、誰かが標準キーで曲を入れたらそれに気づいた人がリモコンで原キーに変更して「ありがとうございます」と言われることが多かった。

会社の二次会やらスナックやらで歌う人は別として、昼からカラオケに行くようなカラオケガチ勢は原キーが当たり前だと思っていたし、無理してでも裏声になろうともまともに歌えなくても原キーで歌うものだと思っていて、それを何も疑問に思わなかったし、自分の行為を咎められたこともなかった。


少し話がそれるが、プロでもライブで自分の持ち曲をキーを下げて歌うことは結構あることだ。年齢と共に高い声が出なくなりキーを変えざるを得ないことがあるのは分かっている。ただ、自分はそれにすら大きな抵抗を感じてしまう位に、自分が最初に好きになった原曲に強い拘りを持ってしまうタイプなので、結構根が深い問題だ。


とまぁそんなこともあり、キー変更には物凄い抵抗感があった自分だが、ある時カラオケ仲間の男性が女性曲をキーを変えて歌い、知らない曲だったのだがこれがとても良かったので、なるほどこういうのもありかもとその時初めてキーの変更もいいのかも知れないと思えた。そして実際自分で女性曲をキーを変えて歌ってみたら結構楽しく、異性曲に関しては歌う分にも聞く分にも抵抗がなくなった。これが今の自分の状態なので、上記で言うと②が自分の位置づけになる。

今は原曲キーに拘らない人が多いことも踏まえて、今まで強く抵抗があった同性曲をキーを変えて歌うという試みをしているところ。これに慣れていけば、少なくとも他人が歌う歌に関して原キーでないと嫌という風には感じないようになるような気がしている。その方がお互いに幸せになれるのは間違いない。



さて、では何故原曲キーに拘る人がいるのか、原曲キーじゃないと嫌なのは何故なのかという部分について少しだけ考えてみる。


一つ聞いているのは、絶対音感のある人がキー変更に違和感や気持ち悪さを感じるというようなこと。相対音感がない人がキーの変更に対応できないという可能性もあるかも知れないという情報もあった。


もう一つは原曲への思い入れが強すぎて、他の形を認められない場合。カラオケ音源は生演奏に比べただでさえ伴奏や音の質が悪いので、そこにキー変更が加わってしまうともう原曲の面影がなくなってしまう。


自分は後者だが、それは自分のカラオケの楽しみ方がかなり影響していると思う。


カラオケの楽しみ方、これは何もカラオケだけに限った話ではないのだが、趣味というものへ向き合う姿勢や楽しみ方は人それぞれで、極端に分けると皆で楽しく遊びたいというタイプと、突き詰めてより良いものを作ったり表現したいと思うタイプがいる。エンジョイ勢、ガチ勢というようなところか。勿論中間もいるだろうし、どっちも柔軟に楽しめる人もいるだろう。ただそんな器用な人たちばかりでもない。より片側によっている人は、タイプが違う人といるのは息苦しく感じるだろう。

ここで自分は後者であり、原曲の良さをいかに表現できるかに重きを置いて歌っているので、上手く歌えれば楽しいし、上手く歌えなければつまらないということになる。この上手くというのは他人の評価ではなく自分自身の評価なので、他人が何と言おうと自分が納得できたかどうかの話。上手くできなくても楽しいと感じることがなかなかできず、人前で歌う時はそれなりの練習をした状態でいかなければ何より自分が嫌な思いをする。それにどうせ歌うなら聞いている人にもその曲や自分の歌う歌をいいと思って欲しいというのが正直なところだ。


かなり脱線したが、要は原曲が大好きで、それを出来るだけ忠実に再現したいし、原曲に近づけたら嬉しいし、自分が歌った歌で原曲を気に入って貰えたら最高だし、それを聞いた人が原曲を聞いて気に入ってくれたらそれがゴールみたいな。


こういう考えを持っている人は少なからずいると思うので、こういう考えじゃない人はなるほどねー位に思って貰えたら扱いに困らないかも知れないというか一緒にカラオケ行きたくないと思われてしまうかも知れないけどうーん。。同士がいるなら今度この辺について大いに語りましょう。いつでもお待ちしております。


こんなんで纏められる気がしないが、原曲キーに関するアンケートを取った時、曲や歌のジャンルによっては原曲キーじゃないと嫌という人もいたし、上手い人ならキーは気にしないという条件付の人もいた。また、殆どの人が自分の知らない曲であればそもそもキー変更に気づくことがないので全く気にならないと思われる。


原曲キーに拘るのにも人それぞれの思惑があって、状況によっても変わるので単純な話ではないのだが、何故原曲キーに拘るのか、これを沢山の人から聞きだすことが出来れば何か見えてくるものがあるのかも知れない。