極スマクソメガネやまねこ雑記

カラオケ、DAMとも、WUG、空目、その他諸々Twitterでは長くて書けないことをあーだこーだ

Wake Up, Girls!Festa. 2016 SUPER LIVEの感想みたいな何か

一ヶ月くらい経ってしまったが、先日3年連続3回目となる幕張のWUGフェスに参加してきた。3回目のフェスだが自分が参加したのは2回目から。以前ブログで2015年のフェスについて触れたが、その時は個人的に歌った曲数の少なさと1時間続いたバッティングコーナーでうーん…という感じだったので、2016年のフェスはスーパーなライブと銘打たれていたこともあり大変期待していた。 

 

ただ、今回のフェスの最後に個人的にライブの記憶が全部上書きされる程の衝撃的な発表があった為に自分の気持ちを整理するのに時間がかかってしまった。時間が経ち気持ちの整理もついて落ち着いたのだが、記事を書き溜めてはいたものの纏める作業が残っていて、年末年始にそれをする時間や気力もなく、結局このタイミングになってしまった。今更感があるが、せっかく記事を書いたので公開しようと思う。

 

WUG新章については別の記事にまとめているところなのでそれは後日また改めて。

 

 

尚、自分は例によって長文になるのだが、凄く端的に分りやすく感想を纏めてくれている人がいるのでお時間のない方や長文読むのめんどいという方は是非こちらの方のブログをご覧ください。この記事にある良かった点、悪かった点について自分もほぼ同意です。

 

i-am-otaku.hatenablog.com

 

 

では続きを書いていこうと思う。

 

 

・衣装

今回は全グループ新衣装だった。

 

WUGちゃん達に関しては初めて黒を基調とした衣装で大人びて見えてとてもかっこ良かった。そして何気に初めてスカートじゃない衣装だった。

WUGちゃんの衣装は他のアイドルユニットによくあるようなメンバー毎に細かい違いがあったりするようなことがなく、カラーが違うのみで全て統一されている。そして必ずスカート。この二点は自分の中で凄くポイントが高かったところであった。それだけに個人的には少し残念に思っていたのだが、そんなの感じさせないくらい可愛かったのでよし。

 

I-1clubはI-1としては新衣装だったが、WUGちゃんの3rdライブツアーのI-1コーナーで披露した新衣装と同じものだったと思う。個人的には止まらない未来の青い衣装がとても見たかっただけに残念。

特に今回はネクストストームも基本カラーが赤で被ってしまうので、止まらない未来の持つ青のイメージを衣装にすれば、今回は綺麗にI-1は青、ネクストストームは赤と色分けが出来たのではないかと思う。

I-1の皆さんも青い衣装が着たいと言っていたので是非とも叶えてあげて頂きたい。

 

ネクストストームは前情報でパンフ用の撮影をした時のメンバーのツイートが流れてきたのを見て衣装が変わらないんだなーと思っていたら本番の衣装は違っていて和テイストになっていた。なので衣装に関してはこれが一番のサプライズだった。

 

出演者の可愛い衣装の画像はわぐそくにまとまっているのでそちらで確認頂ければと。

 

wugsoku.com

 

 

・セットリスト

0.お約束たいそう2 / 田中美海, 青山吉能

 

1.7 Girls War / Wake Up,Girls!

2.止まらない未来 / I-1club

3.レザレクション / ネクストストーム

 

4.素顔でKISS ME / Wake Up,Girls!

5.少女交響曲 / Wake Up,Girls!

 

6.運命の女神 / I-1club

7.シャツとブラウス / I-1club

 

8.HIGAWARI PRINCESS(PRINCESS Mayu ver,) / Wake Up,Girls!

9.ワグズーズー / Wake Up,Girls!

10.地下鉄ラビリンス / Wake Up,Girls!

 

11.リトル・チャレンジャー / ネクストストーム

 

12.タチアガレ! / Wake Up,Girls!

13.16歳のアガペー / Wake Up,Girls!

 

14.Beyond the Bottom / Wake Up,Girls!

 

15.極上スマイル / Wake Up,Girls!, I-1club, ネクストストーム

 

 

お約束たいそう2がまた見れたので満足。早く音源と動画を下さい。

WUGが9曲、I-1が3曲、ネクストストームが2曲で、最後に3グループ全員で1曲という感じ。最初に一気に各グループの曲を1曲ずつ歌って、その後に各グループから一言ずつ話をして、後はひたすら曲をやった。

間隔が空いてるところで出演者の入れ替えやMCがされたが、あまり長いMCはなく曲紹介程度で、BtBの後の出演者全員のコメント以外ではネクストストームのリトルチャレンジャーのMCが一番長かったと思う。

 

WUGに関してはWUG名義で7人全員で歌う曲を言の葉 青葉と僕らのフロンティアを除いて全て歌ったことになる。SUPER LIVEということで、盛り上がりを重視したアップテンポな曲を選んだのかなというのと、新衣装が言の葉 青葉には合わなかったのだろうということ、僕らのフロンティアはWUG関連作品の曲ではないということで省かれたんだと思われる。

プラチナ・サンライズ、セブンティーン・クライシス、タイトロープ ラナウェイ、outlander rhapsody、およびキャラソンシリーズ、その他WUGメンバーが歌っている関連曲は歌われなかった。

HIGAWARI PRINCESSはまゆしぃバージョンで披露された。今回特に誰かをフィーチャーするようなライブではなかったが、別にそういうのがなくてもセットリストに入れてくるというのが分かったので、今後も素敵なステッキ捌きが見れる機会は多いのかも知れない。これは嬉しいことだ。

 

 

I-1に関しては持ち歌の割りに3曲と曲数は多くないのだが、今までライブでフルメンバーで歌ってなかった曲だけを歌ったことになる。運命の女神とシャツとブラウスをしほっちが歌ってくれたのはありがたかった。この辺を徹底してくれているのがいい。

 

ネクストストームは現時点で発表されている曲が一曲しかないので、流石に一曲しか歌わないってことはないだろうから、劇場版後編の内容からして歌うとしたらリトル・チャレンジャーしかないと思っていた。ここまでは予想していたので、サプライズで新曲来ないかなと思っていたが流石にそれはなく2曲だけになった。

 

もう1つ、2015年のフェスで発表されたI-1がWUGを吸収合併して出来たと思われ、去年メンバーが決まったWI7ners、このお披露目の可能性も期待していたのだが、結局それもなく、今回はこれまでのWUGの歴史のまとめというか、未消化の部分を消化しきったセットリストになったのかなと。

 

MCが少ない中、畳み掛けるようにガンガン曲を歌ったのだが、終わってみると1時間半程度しか経っていなかった。それならもっと曲が出来たのではないかとどうしても考えてしまう。2014の時のようにキャラクターソングをメドレーで歌う位の時間の余裕があったように思えてならない。3rdライブツアーの構成上、キャラソンは参加した場所のプリンセス担当曲しか聞けなかったわけで、他のユニットとのバランスを取ったとは思うんだが、やはり今回はキャラソン2メドレーが欲しかった。

 

今回はI-1オリジナルメンバーの運命の女神と止まらない未来が聞けたのがやはり一番嬉しかった。止まらない未来ではサビでぴょんぴょん出来たし、運命の女神はTeam S ver.とTeam M ver.が同時に聞けたわけで、これだけでも十分このフェスに参加した価値がある。それだけに音響トラブルは激しく残念だったが。きっとBlu-rayが出てくれると信じているので、なんか上手いこと編集して欲しいと思う。

 

ネクストストームはレザレクションがしほっちがメインで残り3人は基本合いの手なので、今回リトル・チャレンジャーを歌ってくれたことで初めて全員の歌声を聞くことになった。

アニメ内で描かれなかったが、ああやって歌ってたんだろうなと考えると、しほっちは楽しかった頃を思い出させてくれて自分を尊敬してくれている後輩と、他の3人はアイドルになるきっかけになった憧れの先輩と一緒のステージに立てているわけで、凄くいいユニットだなと改めて思った。パンフのインタビュー記事では、たった一曲しか持ち歌がなく、しほっち以外はそこまで台詞がないのに、全員WUGの自分の役とネクストストームのことが大好きだと言うのが伝わってくる。こういうのはファンとしては非常に嬉しい話だ。

それと何気に前回のフェスでもそうだったが、レザレクションは間奏がCD音源と違う。ライブ用にアレンジ音源を持ってきているんだと思うが、何故なんだろう?

 

WUGちゃんはタチアガレ!の曲の位置がとても意外だった。ネクストストームのリトチャレ後のMCからバトンタッチされそのまま曲が始まったのだが、MCや前フリなしでいきなりこの曲を歌うことってかなりレアなんじゃないだろうか。

素顔でKISS MEは相変わらずかっこいい。今回の衣装に一番合っていたような気がする。

  

ちなみに自分は色んな微粒子レベルの可能性を妄想していた。男鹿なまはげーずのサプライズ出演で無限大ILLUSIONのフルを初披露、ネクストストームの新曲、青春の影のb-sessionの3曲など。まぁ当然それはなかったんだけど。

 

 

・進行

今回はSUPER LIVEとなっていたのだが、これは去年のフェスの反省から企画されたものと思っている。WUGのイベントではライブ以外のコーナーが恒例となっていたのだが、去年はバッティングをやったのだけれど人数が多いわボールが当たらない飛ばないわで何だかんだでバッティングに1時間くらい使ってしまった。せっかく浅沼さん、下野さん、宮本さんという豪華ゲストを呼んだにも関わらず、あまりそれを活かしきれないイベントになっていた印象で、いい部分も勿論多々あったが、イベント全体に関しては苦言の方が目立っていたと記憶している。そういうこともあって、今回はSUPER LIVEとして楽曲中心のライブにしたのだと思う。

 

OPの映像は相変わらず気合いが入っていてとても良かったし、そこから勢いで3つのユニットが一気に1曲ずつ歌っていったのも良かった。MONACAフェスと同じ流れだ。

 

これまでのイベントではメンバーの自己紹介が必ず入っていた気がするが、今回はなかった。新規のお客さんが増えているから皆が皆出演者のことをわかっているわけではないことを考えると、新規の人には不親切だったのではないかと思う。

今回殆どMCがなかったライブを振り替えると、それまでのイベントでMCでWUGちゃん達がわちゃわちゃしてるのを見て聞いてそれで出来た空気から、お客さんも楽しくなったり嬉しくなったり和んだり気合いが入ったりで色々心の準備が出来て、会場の一体感に繋がって盛り上がったりするのかなと思った。今回のライブは今までと結構空気感が違っていたような気がする。WUGちゃんのライブに関してはMCはやはり大事だと実感した。はしょりすぎてもいけないんじないかと思った。

 

 

・音響

今回の音響は特に酷かった。音が一部だけ飛んだり遅れたりループしたりなんてことが数回あった。特に運命の女神の時が一番酷くて歌ってるI-1の皆さんが可哀想だったし、自分はその後暫く安心できずライブに集中出来なかった。こんな豪華なメンツが欠けることなく全ユニットが集まる機会などもうないかも知れないのに、あのレベルの音響トラブルはあんまりだ。

  

 

・演出

1年空いて復活したトロッコは自分のいた席的に大当たりで、メンバーを数メートル先で見ることが出来た。個人的に5m以内の距離の彼女らを見るのは初めてなので、可愛い!細い!小さい!とか思って感動していた。誰とも目は合わなかったと思うがそんなのはどうでもいい。皆さん綺麗で大変可愛かった。感謝。

 

まいまい役の加藤さんが人気アイドルの心得をやってくれたのも嬉しかった。ただ、やっぱ去年のフェスで宮本さんに拡声器持って貰ってどうもねーの流れからやって貰えたらどんなに最高だったろうと今でも思ってしまう。今年こそ正真正銘アイドルの祭典だったわけで、勿体ないなーと。

 

それと、最初に3ユニットが一曲ずつ歌う前に、それぞれ円陣を組んでその声から曲が始まるという演出があったら凄く良かったんじゃないかと思うがどうだろうか。↓みたいな感じで、生で円陣を組んでから曲に入ればなんかもう鳥肌半端なかったと思う。

 

「いくぞー!がんばっぺ!Wake Up,Girls!」→7 Girls War

 

「誰よりも激しく!誰よりも美しく!誰よりも正確に!I-1club!いくぞー!おー!」→止まらない未来

 

「ネクストストーム!嵐を起こすぞー!おー!」→レザレクション

 

ネクストストームのリトルチャレンジャー前にBtBの映像が流れたが、ああいう演出はWUGとしてはこれまでずっとやってきたことだと思うので、そういう細かい演出は是非沢山入れて欲しいと思う。

 

 

・アンコール

今回はアンコールがなかったのだが、こういうWUGオンリーでアンコールが許されるイベントであれば、やはりWUGコールはやらせて欲しい。アンコール!の掛け声が「アンコール!アンコール!」ではないアーティストの場合、アンコールのコールそのものが楽しく、呼びやすいし揃いやすいし統率も取れて、本当に良いこと尽くしだ。

WUGを知らない人でも例の大田の泣き顔の画像は見たことある人が多いと思うが、あのシーンの後が正にWUGコールなわけで、泣きながら「Wake Up,Girls!Wake Up,Girls!」とコールをし、それにつられて会場全体がWUGコールをする。これがとても気持ちいいし、このコールに応えてくれるWUGちゃん達も嬉しそうにしてくれている。WUGのライブを初めて見た、足を運んでくれた人にこそこれは体感して欲しい。だから、予定調和だろうがなんだろうが、客にアンコールをする機会を与えて欲しい。全力でコールするから。本当にお願いします。

 

 

 ・特典2015年フェスライブDVD

今回のライブの参加特典が前回のWUGフェスのDVDだった。これについても少しだけ書きたいと思う。前回のフェスは曲は9曲だけだったが、それが全部収録されていた。代わりに曲以外はほぼ全カットだった。

まずイントロから少女交響曲への繋ぎのアレンジが最高で鳥肌が立った。自分はあの緑の衣装が結構好きなので、その衣装で色々歌われている映像というのが個人的には凄く有り難く、素顔でKISS MEはやはりかっこ良かった。

そしてネクストストームのレザレクション。当時生で見たはずだが、やはり音源を聞き込んでいなくてその日に初めて劇場版を見たばかりの状態ではイマイチ状況が飲み込めていなかったようだ。映像で見たら皆綺麗で動きも衣装も良くて本当に最高だった。ネクストストームはいい。これで終わるのは勿体ないので是非新曲を出して欲しい。

BtBの映像メディアとしてはこれが初になり、あの白い衣装でBtBを歌った回数はかなり少ないのでとても貴重な映像であり、これが参加特典で所謂無料というのは太っ腹だ。

ただ、DVD画質なのでやはりBlu-rayで見たいし、尺は短くても普通にお金だして買うのでさっさとBlu-rayにして売ってほしいんだが、これは去年のフェスの評判の悪さからBlu-ray化にストップがかかってしまったのだろうか。長くなりすぎなければバッティングコーナーも悪いものではなかったはずなので、難しいと思うが諸々編集してBlu-rayで売って欲しい。是非ともお願いします。

 

 

・ちなみに

個人的にライブでやることが多すぎてどこに集中すればいいか毎回迷いながら参加しているんだが、皆さんはどこまで同時に対応出来ているんだろうか。

生歌なので歌に集中したいが、誰が歌っているか、誰がどこをハモっているか、どこにコールが入るか、ダンスも見たいが肉眼で見れる小さい出演者を見るかモニターを見るか、全体のフォーメーションを見るか特定の個人を見るか、こういうことを逐次選択しつつコールも入れているので、何かしら疎かになってしまう。本当に体がいくつも欲しいと思ってしまう。

お陰で全体の感想は書けても曲毎の感想は書けない。パートもコールも覚えていない。自分が残念でならない。

ただ、コールに関しては今回友人の計らいで念願のコール本を手に入れることが出来たので、余裕が出来たらそれらも参考にこっそり過去の記事を修正するかも知れない。

 

 

 ・まとめ

今回は何と言っても3ユニットが全員揃ったというのが何より大きい。その分その他の出演者はゼロだったのだが、ライブイベントとしては十分すぎる豪華な顔ぶれだったと思う。今までずっと聞きたいと思っていた曲がようやく聞けたのも最高だった。

時間が短い、曲数もそこまで多くない、音響が酷い、MC含むライブの構成や細かい演出がもう少し練られていても良かったのではというところが個人的に思う課題なので、次回があるならそこに期待したいと思う。

 

前情報のインタビュー記事や、ライブ本番の曲中やMC、パンフレット等々から、WUGのライブに出演されている皆さんが自分の役とWUGという作品や楽曲が好きだということが全員から漏れなく伝わってくることがファンとしては本当に嬉しくて、これも一つのライブの楽しみの一つになっている。

 

ファンにも出演者にも愛されている作品であるならば、作品として続くことも決まっているので、今後またこういうライブが出来るかも知れない。それを期待して止まない。

 

WUGの楽曲はとても良いものばかり。作品を深く知ればより良いものに聞こえるが、曲単体でも十分すぎるパワーがある。アニメとは別に声優ユニットとしてのWUGちゃん達が活動を続けてくれているので、今後もこれらの曲がライブで聞ける、それが何より素晴らしく、ありがたいことだ。可能な限り、これからもライブに参戦したい。今年もWUGフェスがあるといいな。